座りっぱなしが腰に悪いのは

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座りっぱなしの仕事をしている人が、腰痛になりやすいことを意外に思うかもしれません。

重い荷物を運んだり、激しい運動をした方が腰への負担が大きいように思えます。

実際、そのような方も腰痛に悩まされていることもありますが、それよりも運動量の少ない座りっぱなしの仕事の方が腰痛で悩まれている方が多いのです。

腰への負担を数値で表すと、直立姿勢が100とすると、椅子に腰を掛けた状態は140の負担がかかり、更にそのまま前かがみになると、185の負担がかかるそうです。

イスに座ると楽に感じるものですが、実際は1.4~1.85倍の負担をかけ続けていることになるのです。

立って、腰を20度傾けて、20キロの荷物を持つときは220と更に大きな負担がかかるのですが、重い荷物を持つ動作は一瞬で終わるのに対し、長時間の座りっぱなしの方が大きなダメージになってしまうのです。

同じ姿勢を取り続けるということは、同じ個所に負担が蓄積し続けるということです。

座りっぱなしの仕事の方は時々立ち上がったり、体をストレッチしたりを心がけて下さい。

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